歴史民俗資料館の「館鳥」ぶんちゃん、手に乗るおもてなしで人気…愛知・弥富市

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 愛知県弥富市の市歴史民俗資料館で、館長ならぬ「館鳥」を務める文鳥「ぶんちゃん」(雌、7歳)が人気を集めている。館内では、文鳥の誕生日を祝う恒例催事「ぶんちゃんのおたんじょう会」も開かれている。25日まで。

愛らしい姿で人気の「ぶんちゃん」
愛らしい姿で人気の「ぶんちゃん」

 2018年5月1日生まれ。弥富市では、旧・弥富町だった昭和の途中まで、農家の副業として文鳥の繁殖が盛んに行われていた。資料館の来館者から「文鳥に関する史料だけでなく、実物も見たい」という要望を受け、18年から文鳥のひなを飼い始めた。

 「文鳥学芸員」の肩書で勤務をするぶんちゃんは、主任、係鳥、課鳥と順調に昇進し、今年4月1日付で「おもてなし館鳥」に就任した。22年には後輩の文鳥「さくら」(雄、文鳥学芸員で課鳥)が加わった。

 館内では、ぶんちゃんが手に乗り、さくらがきれいな鳴き声を聞かせて県内からの来館者を楽しませてきた。来館者の中には、持参したおやつを「食べさせてあげて」という人もいる。

 催事が行われているスペースでは、それぞれかごに入った2羽が展示されている。文鳥学芸員としての辞令も展示されている。

 学芸員の大坪恵里佳さんは「ぶんちゃんは文鳥としては高齢ですが、多くの人に愛されて元気です。かわいい2羽をぜひ見に来てください」と話している。

 入館無料。月曜休館。午前9時~正午と午後1時~同4時は「ふれあいタイム」として、ぶんちゃんを手に乗せることができる。2羽の体調などによって中止となる場合がある。問い合わせは同館(0567・65・4355)。

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