北秋田市長選挙 津谷氏5選 「この票差肝に銘じる」
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北秋田市長選は6日、12年ぶりに投開票が行われ、無所属で現職の津谷永光氏(73)(公明党支持)が5選を決めた。当日有権者数は2万4742人。投票率は64・62%(前回選2013年は67・51%)。
津谷氏は同市材木町の事務所で「結果が出るまでハラハラしたが、素晴らしい力をいただき、薄氷を踏む思いで勝つことができた」と勝利宣言し、拍手を浴びた。続けて「世代交代も進んだ。この票差はもう少し頑張れという戒め、ご批判の票を肝に銘じて頑張っていく」と述べた。無所属で前市議の虻川敬氏(52)は、民間経営者の手腕で「市民の閉塞感を打開する」と刷新を求めたが、及ばなかった。
北秋田市長選開票結果 (年齢は投票日現在)
当 9,602 津谷 永光 73 無現
6,215 虻川 敬 52 無新
(選管確定)
当選者略歴
〈公〉▽市長、北秋田職業訓練協会長(元)自民党県会長、県会議長▽慶大経済学部▽北秋田市
《》内数字は当選回数。〈〉内は支持政党。略歴は、▽現職(元)経歴(前職を含む)▽学歴▽出身地の順。