【合格応援団】睡眠もしっかり7時間…湘南白百合
完了しました
本吉真菜さん (湘南白百合→東京大学理科二類)
11月まで

研究者になるのが夢。どの分野に進むかは、大学で学びながらじっくり考えたいと思い、大学入学後に学部を決める東京大を志望した。先輩からのアドバイスで勉強時間をストップウォッチで計測。実際にどのくらい勉強したのかを正確に把握するようにした。
12月
センター対策に集中。実践問題集と過去問を解きまくる。1日11時間ほど勉強していたが、7時間は睡眠を取り、弟から借りた漫画を読んだりして気分転換していた。
1月
センター試験と同じスケジュールで問題を解く練習をした。センター2日前、生物が思うように解けずパニックに。泣きながら母に相談し、気持ちを切り替えた。
1月13、14日
センター試験。数学1・数学Aの終了時間5分前に、マークがずれているのを発見! 焦って消して直し、冷や汗をかく。センター試験は全般的に手応えがあり、得点率が目標の90%を超える93%に到達!
2月16日
早稲田大の入試。緊張しなかったが、化学で大問一つがほぼ白紙…ショック。東大入試に向け、危機感を覚える。
2月25、26日
東大2次試験。数学の大問で、新たな解法を思いつき「神ってる!」と、心の中で盛り上がる。最終科目は得意の英語のはずが、緊張のためか、試験前に会場のトイレで吐く。実力を発揮できず「まさかの英語でこけた」。泣きそうになりつつ家に帰る。
3月10日
東大合格発表日。自分で発表を見る勇気がなく、「勉強するから!」と自分の部屋にこもり、そわそわ。母親に呼ばれて、怖々とネット発表を見ると…見事合格! ホッとした後に喜びがこみ上げ、うれしくて部屋の中を走り回った。
Campus Life
必修科目が多い。苦手な物理系の科目は友達に教えてもらい、クリアしている。卓球サークルに所属。高2まで部活でやっていたので、勘が戻ってきて楽しい。
◇ 格言 ◇ マイウェイを貫け!

学校で先生が東大対策の指導をしてくれたので、最後まで塾には行かなかった。途中、「塾に通う人はもっと勉強しているのでは」と不安になったが、振り返るとそれは「すごく強い敵」を自分で勝手に作っていただけ。結局は、自分が合格すればいいこと。他人と比べず、自分のやり方を信じてほしい。
(読売中高生新聞2018年11月2日号から)
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