香港で「日本で大地震」のうわさ広がり需要減、米子―香港の減便協議…鳥取県知事「対策打ちにくい状況」

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 鳥取県の平井知事は27日の定例記者会見で、香港の航空会社「グレーターベイ航空」が運航する、米子―香港の定期便について、減便の可能性を踏まえた協議をしている、と明らかにした。香港では「今夏、日本で災害が起こる」とのうわさが広がり、需要が低下。「減便が避けがたい状況になっている」との見通しを示した。

鳥取県庁
鳥取県庁

 県によると、香港の著名な風水師が「7月に日本で大地震と大津波が起こる」と予言。口コミで広がる事態となり、日本への旅行控えにつながっているという。実際に徳島や宮城を発着する香港線で減便するといった影響が出ている。

 米子空港の香港線は昨年10月から週3往復で就航。キリスト教の復活祭(イースター)に合わせた休暇(4月18~21日)の香港発の搭乗率は85%と好調だったが、5月以降は需要が低下し、50%を下回る見通しになっている。平井知事は「対策を打ちにくい状況で、香港で旅の需要が消失している」と述べた。

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