美しき座標 平民社を巡る人々
幸徳秋水(幡多郡中村町出身)らが日露戦争反対を貫くため、自由、平等、博愛を掲げる平民新聞を創刊したのは1903年秋。彼らの息づかいを感じる連載。
199記事
美しき座標 平民社を巡る人々
幸徳秋水(幡多郡中村町出身)らが日露戦争反対を貫くため、自由、平等、博愛を掲げる平民新聞を創刊したのは1903年秋。彼らの息づかいを感じる連載。
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美しき座標(特集1)平民社、明るい陽春の精神 高らかに非戦うたう
幸徳秋水 時は来た。真理のために、正義のために、世界中の人びとの利益と幸福のために、戦争防止を絶叫すべき時が--。120年近く前、日露戦争開戦目前の日本。反戦の論陣を張り続けたのが、幡多郡中村町(現四...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(1)
平民社の幸徳秋水、堺利彦、石川三四郎ら=左から順実に幸福である 今から117年前の2月、日本はロシアと戦争を始めた。 開戦3カ月前、幸徳秋水(高知県幡多郡中村町出身)らは非戦論を貫き、自由と平等、博愛...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(2)
園遊会について知らせる平民新聞の社告(1904年11月6日付、第52号)おでこにあんパン 平民新聞があと1カ月で創立1周年を迎えるころ、社告が平民新聞1面に掲載された。 記念行事の一つとして、創刊号か...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(3)
明治に撮影された紅葉の美しい滝野川雨には雨を楽しむ 週刊「平民新聞」は毎週日曜日に発行されている。創刊は1903年11月15日で、翌年の第53号(11月13日付)が、10ページ立ての「創立1周年記念号...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(4)
明治期の滝の川野良道をノンキに 〈汽車の走る間も何だかうれしくてたまらぬ。会場にはもう、一同が待っていることだろう。立派な緑門(樹木の葉でこしらえた門)があり、紅白の大きな旗がある。次々入ってくる客、...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(5)
明治に撮影された滝野川夜の紅葉もなかなか 園遊会の朝、幸徳秋水は、同僚の堺利彦と2人で紅葉寺の入り口に立ち、来場者を迎える手はずだった。堺は秋水より少し遅い、上野を午前8時15分発の汽車に乗っている。...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(6)
明治の滝野川の風景(1911年刊『東京風景』、国立国会図書館ウェブサイトより)徳利並べた署長 「園遊会を禁止する」と板橋警察署長に告げられて、西川光二郎が署を出たのは、午前2時ごろだった。 巡査が2...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(7)
王子停車場に近い飛鳥山も人気の行楽地だった(1911年刊『東京風景』、国立国会図書館ウェブサイトより)新聞もやられたぜ 秋晴れの野良道をステッキを振り振り、幸徳秋水やおいっ子たちは紅葉寺へ向かっていた...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(8)
明治期の上野停車場(1912年刊『日本写真帖』、国立国会図書館ウェブサイトより)人形ポンポコ芸!? 紅葉寺を追い出されて鉄道駅の王子停車場近くまで来た幸徳秋水は、これから寺へ行こうとする堺利彦たちとば...
美しき座標 平民社を巡る人々 第1部「楽しい園遊会」(9)
4人だけの記念写真。左から時計回りに幸徳秋水、堺利彦、西川光二郎、石川三四郎(1904年11月13日、平民社)記念撮影は大混乱 園遊会が禁止された後、有楽町の平民社は百数十人が集まり、すし詰め状態だっ...
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