神奈川県内高校生のスポーツの祭典、第63回県高校総合体育大会は13日から熱戦を展開する。大会を展望し、各競技の注目選手らを紹介する。

【男子】

団体戦は3月の全国選手権でベスト8に入った東海大相模が選手層で群を抜く。立花学園、桐蔭学園、日大が追う。
個人戦は同選手権で準優勝した73キロ級の三ツ石と無差別級ベスト4の100キロ超級井上大の東海大相模コンビに注目が集まる。
60キロ級は昨年の国民スポーツ大会で優勝メンバーの大柿(東海大相模)が故障により欠場。本吉(同)が同階級の筆頭になりそう。
66キロ級は1月の全国選手権県予選を制した木原(同)が本命。全国総体(インターハイ)で2度優勝した兄慧登(東海大)の後に続きたい。
100キロ級は昨年大会でベスト4の渡辺(桐蔭学園)がややリードか。佐藤(東海大相模)らと競い合う構図だ。
81キロ級、90キロ級は混戦模様で目が離せない。
【女子】

個人戦の目玉は63キロ級。昨夏の全国総体で3位入賞し3月の全国選手権で準優勝した織茂と、同選手権57キロ級で3位堀の桐蔭学園同門対決が実現する可能性が高い。
70キロ級は森野(桐蔭学園)が本命。井上(横須賀学院)らが対抗馬となりそうだ。
他にも1月の同選手権県予選では48キロ級の桃園、52キロ級の北島(今大会は57キロ級でエントリー)ら全階級の頂点を桐蔭勢が占めるなど圧倒的な力を示した。48キロ級の星野(横須賀学院)、57キロ級の大泉(同)、52キロ級の西山(光明相模原)、63キロ級の松野(日大藤沢)らが待ったをかけたい。
団体戦は桐蔭と横須賀学院の一騎打ちの様相。3日の関東大会県予選決勝では横須賀学院が1-0で競り勝っている。(和田 秀太郎)
【下に主力選手の写真と大会内容】
柔道 男子、東海大相模が選手層で群抜く 女子、桐蔭と横須賀学院一騎打ち
女子52キロ級に出場する桐蔭学園の小泉(右)=3日、関東大会県予選から [写真番号:1337101]
3月の全国選手権にも出場した東海大相模の男子・木原(左)=5月3日の関東大会県予選から [写真番号:1337102]
1月の全国選手権県予選では女子52キロ級で優勝した桐蔭学園の北島=5月3日の関東大会県予選から [写真番号:1337100]
木原(東海大相模) [写真番号:1337104]
本吉(東海大相模) [写真番号:1337105]
井上大(東海大相模) [写真番号:1337106]
三ツ石(東海大相模) [写真番号:1337107]
北島(桐蔭学園) [写真番号:1337108]
桃園(桐蔭学園) [写真番号:1337109]
森野(桐蔭学園) [写真番号:1337110]
織茂(桐蔭学園) [写真番号:1337111]