白山を背に田植えを進める生産者=白山市蓮池町

 8日の石川県内は高気圧に覆われ、心地よい風が吹く中、青空が広がった。白山市蓮池町では田植え風景が広がり、雪の白山と緑の苗が美しいコントラストを描いた。

 農事組合法人「夢耕坊」(同市)はコシヒカリと県産ブランド米「ひゃくまん穀(ごく)」を植える予定。米価高騰が続く中、松田全生(はるき)さん(61)は「生産者としては消費者に品質の良い米を届けたい」と話し、作業に取り組んだ。

 この日の最高気温は金沢で5月下旬並みの22・9度、輪島で4月下旬並みの18・5度などとなった。金沢地方気象台によると、9日の県内は曇りで、夜から雨が降る見込み。最高気温は金沢24度、輪島21度と予想している。

無断転載・複製を禁じます