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岐阜市民病院「ここまで大きい赤字は初めて」 24年度決算で15億円超の見込み 

2025年6月17日 21時47分 (6月17日 21時47分更新)
岐阜市役所

岐阜市役所

 岐阜市は17日、市民病院の2024年度決算で15億円を超える経常赤字を見込んでいると明らかにした。17日の市議会定例会で、柴橋正直市長が石原宏基議員(市民ク)の代表質問に答弁した。
 答弁によると、人事院勧告に基づく給与改定で人件費が増加し、経常赤字額が23年度の5億5千万円から大幅に増える見込みとなった。
 市は毎年、一般会計から市民病院へ20億円を繰り出しており、柴橋市長は「さらなる財政的支援が想定され、市の財政を圧迫する」と指摘した上で、「事務局に財政部門経験者を配置する」と述べた。
 岐阜市民病院も加盟する全国自治体病院協議会が24年度の決算見込み額についてアンケートしたところ、回答した1...

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