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「ももこさん」との交流、点字絵本に 三重県亀山市の小学5年、思いやりの気持ち「届くといいな」

2025年3月18日 16時00分 (3月18日 16時00分更新)
 三重県亀山市の小学5年生、比嘉珠椛(しゅうか)さん(11)が、視覚障害のある友人との出会いと交流を手作りの絵本にまとめた。タイトルは「ももこさんとわたし」。「ももこさん」との文通で覚えた点字と、文字の両方で表現した。市立図書館に寄贈され、3月下旬まで展示されている。 (西村理紗)

絵本を書いた比嘉珠椛さん(右)と、「ももこさん」こと中川桃子さん=三重県亀山市の市立図書館で

 2人の出会いは一昨年の冬。ユニバーサルデザイン(UD)アドバイザーとして活動する「ももこさん」こと中川桃子さん(35)が、比嘉さんの通う市立川崎小を訪問し、視覚障害のある自身の生活について紹介した。点字のことも伝えた。比嘉さんは、帰宅するとすぐ「授業の感想を手紙で伝えたい」と、母に相談。点字を打つ道具をそろえてもら...

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