2022年4月21日 18:44 | 有料記事
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車止めポールの設置を知らせる看板の上から、廃止に向けた住民説明会を知らせる文書がひっそりと貼られていた=4月19日、千葉市緑区

千葉市緑区の土気踏切。幅は2メートルほどで、現在は歩行者と自転車のみが通行可能となっている=4月19日

昨年10月に土気踏切内で起こった事故の様子。JR外房線の快速電車と衝突し、軽乗用車が大破した=千葉市緑区
昨年10月、軽乗用車と電車の衝突事故が発生した千葉市緑区の土気踏切を巡り、市とJRが同踏切を廃止する方針を固めたことが、双方向型調査企画「ちば特 千葉日報特報部」への情報提供で分かった。だが、生活で利用する地元住民は「寝耳に水。説明が尽くされていない」「迂回(うかい)路は遠く、かえって危険」と反発。4月22日、廃止に反対する署名を市に提出する。(「ちば特」取材班 佐藤楓)
歩行者と幅1・3メートル以下の車のみが通行可能な同踏切。昨年の事故は、立ち往生した軽乗用車に快速電車が衝突、運転手の女性が死亡した。事故後、緊急的に車止めポールが設置される一方、今年5月下旬での踏切の廃止方針が決まった。
JR千葉支社の担当者は「全国的に踏切を廃止していく方向。事故もあったので速やかに廃止すべきと判断した」と説明。市道路計画課も「同踏切は利用者が少なく、危険度が高い。安全を優先した」と話す。
◆迂回路「危険」の声
だが、住民は突然の廃止方針に困惑を隠せない。踏切の北側には病院や小学校、南側にはスーパーなどが並び、生活になくてはならない同踏切だ。廃止されると、迂回路は歩くと15分以上かかる。
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千葉市
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